米国4-6月GDP（国内総生産・確定値）：市場予想と結果
| 4-6月（改定値） | 市場予想 | 結果 | |
|---|---|---|---|
| GDP（実質国内総生産） | +2.1％ | +2.1％ | 2.1％ |
米国の2023年4-6月期GDP（実質国内総生産、確定値）は、前期比年率で2.1％増加しました。
これは、市場予想及び4-6月期（改定値）の2.1％と同じ値です。
米4-6月期GDP（確定値）の品目別データ
内訳別に見ると、個人消費は0.8％で改定値の1.7％から下落しています。
さらに個人消費の内訳を見ると、財への支出は0.5％（改定値は0.7％）、サービスへの支出は1.0％（改定値は2.2％）で、両分野で減少したことが分かります。
その一方、設備投資は7.4％（改定値は6.1％）、住宅投資は-2.2％（改定値は-3.6％）で、改定値から改善しています。
また、所得面から経済活動を把握する国内総所得（GDI）は0.7％で、改定値は0.5％から上方修正されています。
米4-6月期GDP発表前後のドル円相場
（赤縦線は指標発表時刻）
ドル円を5分足チャートで見ると、GDP発表直後に10銭程度円高になった後、すぐに元の水準に戻しています。
その後は円安に振れており、149.50円を超えようとする勢いです。
直近高値は149.70円付近であり、この水準を超えられるかどうかに注目です。
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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