英国4-6月GDP(国内総生産・改定値):市場予想と結果
前期比
4-6月(速報値) | 市場予想 | 結果 | |
---|---|---|---|
GDP(実質国内総生産) | +0.2% | +0.2% | 0.2% |
前年同月比
4-6月(速報値) | 市場予想 | 結果 | |
---|---|---|---|
GDP(実質国内総生産) | +0.4% | +0.4% | 0.6% |
英国の2023年4-6月期GDP(実質国内総生産、改定値)は、前期比で0.2%増加しました。
これは速報値と市場予想の0.2%と同じです。
また、前年同月比は0.6%の増加で、市場予想の0.4%よりも0.2%伸びました。
英4-6月期GDP(改定値)の品目別データ
内訳別に見ると、製造業が1.9%増(速報値は1.6%)と伸びるなど堅調で、生産部門は1.2%増(速報値は0.7%)でした。
その一方、宿泊・飲食は0.4%(速報値は0.5%)、情報通信は0.2%(速報値は0.6%)で、速報値に比べて増加幅が縮小しています。
支出面からGDPを見ると、企業投資は4.1%増(速報値は3.4%)となった一方で、家計支出は0.5%(速報値は0.7%)、政府支出は2.5%(速報値は3.1%)で増加幅が縮小しているのが特徴です。
英4-6月期GDP発表前後のポンド円相場
(赤縦線は指標発表時刻)
ポンド円を5分足チャートで見ると、サプライズがなかったため、発表直後から20分経過した値動きの幅は20銭台にとどまっています。
家計支出や政府支出が減る一方で、企業投資が増えている点を、市場が今後どのように評価するのかに注目です。
またGBP/JPY(英ポンド/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>GBP/JPY(英ポンド/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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