日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):米長期金利の上昇が影響し、JP225は下落基調が続く (2023年10月4日)

マーケットレポート

昨日(2023年10月3日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:30441.3(-860)<-2.75%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

10月3日のJP225は続落。
約860円の大幅下落となり、4営業日連続で下落しています。
米長期金利が大きく上昇したことが下落要因となったようです。
また、米国の金融引き締めが長期化する懸念も、売りの勢いを強めました。
日足チャートでは直近安値の水準を大幅に下抜いており、3万円を下回る可能性も出てきています。
米ドル/円も円安基調が継続しており、一時的に150円に到達する動きも見せたことから、日銀の介入に注意が必要な状況です。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年10月4日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年10月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年10月4日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は大陰線をつけ、直近安値を大幅に更新しました。
これで4営業日連続で陰線となり、大局での売り圧力が大きくなっている状況です。
平均足は陰連し、その下でローソク足が安値を切り下げていることから、売り優勢と考えられます。
目先は、このまま下落を続けて節目の3万円を下回るか、それとも反発するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

ローソク足は平均足の下で安値を切り下げる動きを継続し、右肩下がりで推移しています。
平均足は陰連し、下ヒゲをつけていることからも、売りの勢いが強い状況を示しています。
目先は、このまま下落を続けていくか、それとも反発して上昇傾向に転換するかです。
反発する場合は、平均足を明確に上抜ける必要がありそうです。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

株価指数変化率チャート(長期)

株価指数変化率チャート(長期)
(画像は2023年10月4日8時のもの)

JP225と、主要米国株価指数であるUS30、US500、US100の変化率チャートです。
10月3日は、JP225、US30、US100、US500の全てが大きく下落しています。
米長期金利の上昇や、米国の金融引き締めの長期化懸念が売りの勢いを強めたようです。

株価指数変化率チャートはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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