昨日(2023年10月5日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):33098.0(+11.6)<+0.04%>
US100(米国100株価指数):14729.8(-42.2)<-0.29%>
US500(米国500株価指数):4258.0(-2.8)<-0.07%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
10月5日の米国株主要3指数は、上下にヒゲを伸ばして方向感のない値動きに終始しました。
翌日の米国雇用統計を睨んで、売りと買いが交錯する様子見の相場となりました。
雇用統計では、利上げが続いていても底堅さを保っていた労働市場に、沈静化が見られるかがポイントになりそうで、失業率と平均時給に注目が集まっています。
この日に発表された新規失業保険週間申請件数は、労働市場の継続した底堅さを表す結果になりました。
予想の21万件に対して、結果は20万7000件で、前回より2000件増でした。
最近の米株市場は売りに傾いているため、今月半ばから始まる第3四半期の決算シーズンが注目されています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年10月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年10月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は実体が短く、上下にヒゲが長く伸びる十字線に近い形で引けました。
また、しばらく続いていた安値の更新もストップしています。
とはいえ、依然として平均足よりはるか下の安値圏での推移をキープしており、平均足も陰線が続いているため、大局は下降トレンドと見られます。
<1時間足チャート分析>
中期のレジスタンスライン、長期のサポートラインに挟まれた価格帯で、ローソク足と平均足が絡み合うような値動きが続いており、目先はトレンドレスと考えられます。
また高値も安値も更新されていません。
今後は、上下どちらの方向に動き出すかに注目が集まります。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年10月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年10月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は平均足に食い込む位置まで上昇してから、少し下がって陰線となりました。
ここ最近の値動きを見ると、陽線と陰線が交互に出現していることから、目先の方向感は乏しいと考えられます。
平均足は陰線が続いているため、このまま続落していくかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ローソク足が陽線の平均足より上を推移していましたが、中期のレジスタンスラインを形成してから下落に転じ、平均足を割り込みました。
これに伴って平均足も陰転しましたが、強く反発したところで前日の値動きを終えています。
方向感がない変動が続いており、目先はレンジ相場と考えられます。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年10月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年10月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
上下にヒゲが長く伸び、実体が短い十字線に近い形のローソク足が立ち、相場に迷いがあることを示唆しています。
とはいえ平均足は実体が長く、上ヒゲがない陰線が連続しており、大局は下降の圧力が強いと考えられます。
ローソク足が平均足より下で動いていることも確認できます。
<1時間足チャート分析>
中期のレジスタンスライン、サポートラインの間の狭い価格帯での値動きが続いています。
ローソク足が平均足と何度も交差していることからも、トレンドが現れていないと考えられます。
また高値を切り下げ、安値を切り上げており、目先の値動きが収縮していることも読み取れます。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
本日(2023年10月6日)の主な米国経済指標
10月6日(金)21:30(米国)9月失業率
10月6日(金)21:30(米国)9月平均時給(前年同月比、前月比)
10月6日(金)21:30(米国)9月非農業部門雇用者数変化(前月比)
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。