昨日(2023年10月16日)のドル円動向振り返り
ドル円は動意薄で、わずかに円高。
1日を通して、狭い範囲で横ばいの動きでした。
米10年債利回りはなだらかに上昇傾向だったものの、この日のドル円は反応が乏しい展開が続いています。
夜になって米国株価指数が上昇すると、連れて円安になる場面もありましたが、株価上昇が一服すると、ドル円は再び元の水準に戻っています。
なお、ニューヨーク連銀製造業景気指数が発表され、市場予想よりも強い数字でした。
しかし、結果そのものはマイナスだったこともあり、市場は特段の反応を示しませんでした。
本日(2023年10月17日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年10月17日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、148円付近に厚い買い注文があります。
サポートラインよりも少し円高の水準で発注されており、このラインを意識した注文だと考えられます。
また、148円台半ばから149円台前半にかけて、買い注文のまとまりがあります。
レンジ相場全体で買い注文が発注されており、買い意欲の強さが分かります。
その一方、149円台前半に特に厚い売り注文を確認できます。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、150円付近にも、厚い売り注文があります。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、このラインに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年10月17日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのは、ユーロ円とポンド円です。
また、弱い相関関係だったのは、豪ドル円、ユーロドルそしてポンドドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年10月17日7時のもの)
直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は米ドルです。
円は徐々に弱くなり、夜以降にさらに弱くなる展開でした。
ドルはマイナス圏で安定的に推移し、深夜になるとマイナス幅をさらに拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2023年10月17日)の主な経済指標
15:00(英国)9月失業率
18:00(ユーロ)10月ZEW景況感調査
21:30(米国)9月小売売上高
22:15(米国)9月鉱工業生産
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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