昨日(2023年10月17日)の日本株価指数225振り返り
- 終値:31898.7(+159.8)<+0.50%>
※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
10月17日のJP225は続伸。
159円ほど上昇しました。
日本株はサービス業、精密機器、不動産業が主に買われ、石油・石炭製品、鉱業が主に売られました。
週明けの米株式市場の上昇を受け、日本株は買い優勢が続き、JP225は節目の3万2000円に戻しました。
一方で、中東情勢の先行き不透明感や、昨日発表された米小売売上高が市場予想を上回ったことによる米国の追加利上げの可能性が出てきたことは、株価上昇の重荷になりそうです。
また、円安基調も続いており、18日8時現在の米ドル/円は149円台で推移しています。
節目の150円を超えた場合、日銀の介入があるかもしれない点に注意が必要です。
【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年10月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年10月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
2営業日連続で陽線をつけ、節目の3万2000円まで戻しました。
ただし、ローソク足は上ヒゲを伸ばしていることから、上方向の売り圧力は強い状況です。
陽連している平均足は実体が短くなっており、大局での方向感はなくなってきているようです。
目先は、上昇の勢いを保ったまま、高値更新を目指していくかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ローソク足は平均足と絡み合い、一定の高値と安値の間で推移しているもみ合い状態です。
一時はレンジの上限を試す動きもありましたが、売り圧力が強まり、反落しています。
平均足は上下にヒゲを伸ばし、方向感のなさを示しています。
ここから上昇する場合は、レンジ上限に引かれた中期レジスタンスラインを明確に上抜ける必要があります。
下落する場合は、平均足の下に位置するレンジの下限に引かれた中期サポートラインで反発できるかです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
株価指数変化率チャート(長期)
(画像は2023年10月18日8時のもの)
JP225と、主要米国株価指数であるUS30、US500、US100の変化率チャートです。
10月17日(火)はJP225は上昇しましたが、US30、US500、US100は小反落しています。
日本の株式市場は買い優勢の一方で、米国の株式市場は売り優勢だったようです。
またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。