昨日(2023年10月24日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高。
一昨日の円安傾向を受けて、日中のユーロ円は円安トレンドが継続しました。
夕刻になると独購買担当者景気指数(PMI)が発表され、製造業部門は市場予想よりも強かった一方で、サービス部門は弱い結果でした。
景気判断の節目である50を割り込んだことを受け、ユーロ円は円高が進んでいます。
その後発表されたユーロ圏PMIも不調で、ユーロ円の円高トレンドは日付が変わっても継続しました。
未明になって円高の動きが止まったものの、結局、円高で1日の取引を終えました。
本日(2023年10月25日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年10月25日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、156円台前半から158円台前半にかけて、厚い買い注文があります。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さが分かります。
その中でも、157円台後半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、158円台前半から160円台前半にかけて、厚い売り注文を確認できます。
現在値付近から円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さが分かります。
その中でも、159円台半ばから後半にかけての売りが厚いです。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年10月25日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、ユーロドル及びポンドドルです。
その一方、逆相関関係だったのは、ドル円と豪ドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年10月25日7時のもの)
直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はユーロです。
円は夕刻にかけてマイナス圏で推移したのち、夜以降はおおむねプラス圏で取引されました。
ユーロは夕刻までゼロ付近で横ばいで動き、それ以降はマイナス幅を広げる展開でした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2023年10月25日)の主な経済指標
17:00(ドイツ)10月IFO企業景況感指数
23:00(カナダ)カナダ銀行 政策金利
23:00(米国)9月新築住宅販売件数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。