昨日(2023年11月6日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円はわずかに円安。
今週の豪ドル円は下窓を開けて始まり、ほどなくして窓を埋めました。
朝には日銀の金融政策決定会合議事要旨が発表され、従来の緩和方針の維持が示されています。
これも、円安の動きを支援した可能性があります。
その後、植田日銀総裁が金融緩和の継続について発言しましたが、豪ドル円は特段の反応を示していません。
豪州では主要な経済発表や要人発言がなく、値動きが乏しいまま1日の取引を終えました。
本日(2023年11月7日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月7日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、93円台半ばから98円台半ばにかけて、厚い買い注文が断続的に発注されています。
現在値を含む広い範囲であり、買い意欲の強さが分かります。
その中でも、96円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、97円台前半に、厚い売り注文を確認できます。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
また、94円台半ばにも、厚い売り注文があります。
この周辺にはサポートラインがあり、これに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年11月7日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と相関関係だったのは、豪ドル米ドルです。
また、弱い相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年11月7日7時のもの)
直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円は午前中からマイナス幅を拡大し、昼以降は安定的に推移しました。
豪ドルは昼までプラス圏で取引されたのち、夕刻以降はマイナス圏で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2023年11月7日)の主な経済指標
12:30 豪準備銀行政策金利発表
19:00 9月卸売物価指数(PPI)
22:30 9月貿易収支
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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