NY株(米国主要株式市場)見通しとニュース :材料に乏しく鈍い値動き。12月FOMCは金利据え置き予想(2023年11月7日)

マーケットレポート

昨日(2023年11月6日)の米国主要3指数振り返り

  • 終値:
    US30(米国ウォールストリート株価指数30):34073.5(-18.5)<-0.05%>
    US100(米国100株価指数):15157.8(+43.6)<+0.29%>
    US500(米国500株価指数):4365.9(+3.2)<+0.07%>

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

11月6日の米国株主要3指数は、揃って小幅な値動きを見せましたが、US100は約0.3%の上昇率となっています。

この日は経済指標などの新しい材料に乏しく、様子見の姿勢が広がって値動きは限定的でした。

昨日時点のフェドウォッチによれば、12月のFOMCの利上げ見送り予想は市場参加者の9割ほどと高い水準です。
こうした状況もあって、10月末には5%台に達した長期金利が4.64%付近に落ち着くことで、全体的な株高の土台になっています。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年11月7日)のチャートテクニカル分析

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年11月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月7日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

5陽連していたところから、前日は陰線が出現しました。
直近高値付近から、小さく反落する値動きになっています。
ローソク足は200日移動平均線より高い価格帯での値動きをキープしています。
平均足は陰連中ですが、実体が段階的に短くなっており、大局は流れがないと考えられます。

<1時間足チャート分析>

長期と中期のレジスタンスラインより少し下での値動きが続いています。
ローソク足は平均足と何度もクロスし、平均足は陽線と陰線を行ったり来たりしているため、目先の相場がトレンドレスであることを示唆しています。
押し目をつける場合には、中期のサポートラインがターゲットになる可能性があります。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日(2023年11月7日)のチャートテクニカル分析

【US100(米国100株価指数)】本日(2023年11月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月7日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

US100の日足は7陽連中で、平均足より上での価格推移となっています。
ただし平均足は陰連中であることから、直近では明確なトレンドが出ていないと考えられます。
200日移動平均線より上での価格推移であるため、大きな視点では上昇トレンドであるとも考えられます。

<1時間足チャート分析>

中期のレジスタンスラインに対して、一時的に上に抜けるも、すぐに押し戻される展開が続いています。
ローソク足は平均足と何度か交わっているものの、平均足は陽連中です。
このまま続伸する場合、中期のレジスタンスラインがサポート転換するケースも考えられます。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日(2023年11月7日)のチャートテクニカル分析

【US500(米国500株価指数)】本日(2023年11月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月7日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

5陽連中だったところ、実体がほとんどなく、上下にヒゲが伸びる十字線が出現しました。
平均足は陰連中ですが、その上で価格推移しているため、トレンドの方向性は不明瞭であると考えられます。
200日移動平均線より上で値動きしており、大きな視点では上昇トレンドと考えられます。

<1時間足チャート分析>

中期のレジスタンスラインに頭を押さえられて、高値圏でもみ合いになっています。
ローソク足は平均足と複数回交差し、平均足は陽線と陰線が混じっていることからも、目先はトレンドレスと考えられます。
本日以降の値動きでレンジ相場を脱し、続伸するかに注目です。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

本日(2023年11月7日)の主な米国経済指標

11月7日(火)22:30(米国)9月貿易収支

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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