豪ドル/円見通し(為替/FX ニュース):豪ドル円は円高で96円台前半|豪ドル米ドルの下落が影響(2023年11月10日)

FXレポート

昨日(2023年11月9日)の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円はレンジ形成後に円高。
昨日の豪ドル円は値動きが乏しく、夜まで横ばいの展開でした。
豪州で重要な経済指標発表がなく、豪州要人の発言も伝わっていないことが要因として考えられます。

その後、日付が変わるとドルが主要通貨に対して強くなり、豪ドル米ドルも大きく下落しました。
これを受けて、豪ドル円も円高に進んでいます。

本日(2023年11月10日)の豪ドル円チャートテクニカル分析

本日(2023年11月10日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月10日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、93円台後半から97円台前半にかけて、買い注文が断続的に発注されています。
現在値を含む範囲であり、買い意欲の強さが分かります。
その中でも、95円台後半から96円付近にかけての買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。

その一方、97円台前半に、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文の模様です。
また、94円付近から97円付近にかけて、薄めながら断続的に売り注文があります。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、豪ドルの下落を想定していると考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年11月10日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
また、ポンド円とも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはドル円です。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年11月10日7時のもの)

直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は豪ドルです。
円は日中から深夜にかけてマイナス幅を徐々に広げたのち、プラスに転じました。
豪ドルはおおむねプラス圏で推移したのち、未明にマイナスに転じました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2023年11月10日)の主な経済指標

16:00(英国)7-9月期四半期国内総生産
16:00(英国)9月鉱工業生産
21:30(ユーロ)ラガルドECB総裁 発言
24:00(米国)11月ミシガン大学消費者態度指数

本日発表予定の経済指標はこちら

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

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