昨日（2023年11月21日）の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は値動きが乏しく、ほぼ変わらず。
豪準備銀行（RBA）議事要旨が公表され、2025年末までにインフレ目標を達成できないリスクが示されました。
これに対して市場はわずかに買いで反応したものの、短時間で元の水準に戻しています。
その後、日豪で重要な経済指標発表がなかったことや、日豪要人の発言が伝わらなかったことなどを受け、豪ドル円は狭い範囲での値動きに終始しました。
本日（2023年11月22日）の豪ドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2023年11月22日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、96円付近から96円台半ばにかけて、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、97円台半ばにも、厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、96円台後半に特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文の模様です。
また、99円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2023年11月22日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
その一方、逆相関関係だったのは、ポンドドルと豪ドル米ドルです。
ユーロドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2023年11月22日7時のもの）
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はユーロです。
円は夕刻にかけてプラス幅を大きく広げ、その後は徐々にゼロ方向に動いて最終的にマイナスで1日の取引を終えました。
豪ドルはゼロを中心に上下動し、深夜以降はマイナス圏で推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2023年11月22日）の主な経済指標
22:30 前週分新規失業保険申請件数
24:00 11月消費者信頼感（速報値）
24:00 11月ミシガン大学消費者態度指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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