昨日（2023年11月21日）の米国主要3指数振り返り

• 終値：
  US30（米国ウォールストリート株価指数30）：35079.0（-63.6）＜-0.18%＞
  US100（米国100株価指数）：15922.6（-112.0）＜-0.70%＞
  US500（米国500株価指数）：4537.4（-10.5）＜-0.23%＞

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

11月21日の米国株主要3指数は、揃って高値圏から反落しました。
最近の上昇に対する一服感に加え、取引開始前に発表された小売り企業の決算が期待より悪かった影響もありました。

日本時間の明け方にFOMCの議事録が公開されました。
金利について慎重に検討していくことに合意されつつ、必要に応じて追加利上げをするとも述べています。
市場の予想通り追加引き締めの余地を残し、どちらかといえばタカ派寄りの内容となりました。
とはいえ、現在の流れを変えるほどのインパクトはなかったといえそうです。

ホームセンター業界2位のロウズ・カンパニーズ / Lowe’s Companies, Inc.は、6％を超える下降。
第3四半期の決算で減収が予想以上であり、通期の売上高見通しを下方修正しました。

ライフサイエンスや応用化学分野の研究に用いる機器やサービスを提供するアジレント・テクノロジーズ / Agilent Technologies Inc.は、決算の結果を受けて8.7％の上昇。
ガイダンスでは全体的に予想より悪い内容でしたが、受注動向安定化の兆候があるとのことです。

取引時間終了後にエヌビディア / NVIDIA Corporationが決算を発表しています。
内容は予想以上でしたが、時間外取引で売り優勢になっています。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2023年11月22日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2023年11月22日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、高値付近から反落となり、ここ最近は陽線と陰線が交互に出現しています。
平均足は実体が長い陽線が連続しており、下ヒゲがない強い上昇を表す形状です。
200日移動平均線は右肩上がりで、その上でローソク足が推移しています。
目先の高値をさらに更新していけるかに注目が集まります。

＜1時間足チャート分析＞

もみ合いの状態から上昇し、中期のレジスタンスラインを上に抜けました。
更新された高値に、新たに中期レジスタンスラインが引かれています。
高値圏から下落し、平均足を割り込むことで、平均足は陰転しています。
再度平均足を上回って続伸するかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日（2023年11月22日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2023年11月22日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

直近高値付近からの反落となり、前日の日足は陰線で引けました。
平均足は陽連中で実体が長く、上のみにヒゲが伸びる強い形が続いています。
200日移動平均線は右肩上がり、なおかつローソク足より下にあるため、大局は上昇トレンドと考えられます。
ここからいったん押し目になる可能性もあります。

＜1時間足チャート分析＞

長期のレジスタンスラインを上抜けする上昇トレンドが発生しましたが、高値圏に中期のレジスタンスラインを形成しつつ、反落しています。
この下げの動きで、ローソク足は平均足を下回り、平均足は陰転。
次いで長期のレジスタンスラインも下回りました。
現在は平均足に頭を押さえられる形で下落中です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日（2023年11月22日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2023年11月22日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

1本前のローソク足の高値をわずかに超えられず、高値圏から反転下落しました。
平均足は陽連中で、なおかつ実体が長く、下にはヒゲが伸びていない形です。
また、200日移動平均線が右肩上がりで、なおかつローソク足より下にあるため、全体の流れは買い優勢と考えられます。

＜1時間足チャート分析＞

何度も頭を押さえられていた長期と中期のレジスタンスラインを上に抜ける上昇が発生しました。
この上昇に伴って平均足は陽転するも、中期のレジスタンスラインを形成して反落。
ローソク足が平均足を割り込むことで、平均足も陰転しています。
長期レジスタンスラインで反発したところで、前日の取引を終えました。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日（2023年11月22日）の主な米国経済指標

11月22日（水）22:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
11月22日（水）22:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
11月22日（水）22:30（米国）10月耐久財受注（前月比）
11月22日（水）22:30（米国）10月耐久財受注・輸送用機器除く（前月比）
11月22日（水）24:00（米国）11月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

本日発表予定の経済指標はこちら

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