昨日（2023年11月21日）のドル円動向振り返り
ドル円はわずかに円高。
先週から円高トレンドが継続しており、昨日も昼まで円高が進行しました。
日経平均株価の軟調や米10年債利回りの低下が円高の要因として指摘されています。
その後、狭い範囲のレンジ相場で推移し、未明に米10年債利回りが上昇すると、ドル円は円安に転じました。
なお、米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨が公表され、インフレの上振れリスクを警戒する内容でした。
発表直後のドル円は円安で反応したものの、ほどなく元の水準に戻り、1日の取引を終えました。
本日（2023年11月22日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2023年11月22日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、146円付近や146円台半ばに、特に厚い買い注文があります。
直近安値よりも少し円高部分に位置しており、これが注目されている可能性があります。
また、147円台前半から149円付近にかけても、厚い買い注文を確認できます。
現在値を含む範囲であり、反発・上昇を想定した注文の可能性があります。
その一方、146円台後半から152円付近にかけて、厚い売り注文があります。
直近の値動き全体に広く発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、148円台前半の売り注文が特に厚いです。
現在値付近で発注されており、今後の円高を狙った注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2023年11月22日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドルと豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2023年11月22日7時のもの）
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はユーロです。
円は夕刻にかけてプラス幅を大きく広げ、その後は徐々にゼロ方向に動いて最終的にマイナスで1日の取引を終えました。
ドルは昼にかけてマイナスに進み、安定的に推移した後、未明にゼロ近くまで戻しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2023年11月22日）の主な経済指標
22:30 前週分新規失業保険申請件数
24:00 11月消費者信頼感（速報値）
24:00 11月ミシガン大学消費者態度指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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