日本の10月のCPI:市場予想と結果
前年同月比
前月 | 市場予想 | 結果 | |
---|---|---|---|
CPI | +3.0% | +3.4% | +3.3% |
CPI(生鮮食料品除く) | +2.8% | +3.0% | +2.9% |
CPI(生鮮食料品・エネルギー除く) | +4.2% | +4.1% | +4.0% |
10月のCPIは前年同月比で+3.3%、市場予想の+3.4%と比べて0.1%低い結果でした。
CPI(生鮮食料品除く)とCPI(生鮮食料品・エネルギー除く)はそれぞれ+2.9%と+4.0%で、ともに市場予想比で0.1%低い値です。
日本10月CPI(消費者物価指数)の品目別データ
内訳別に前年同月比で見ると、食料は8.6%(前月は9.0%)、住居は0.8%(前月は1.2%)、そして被服及び履物は3.0%(前月は3.4%)であり、それぞれインフレが沈静化しています。
その一方、家具・家事用品は6.9%(前月は6.2%)、教養娯楽は6.4%(前月は4.6%)であり、娯楽教養の物価上昇が目立ちます。
また、光熱・水道は-10.0%(前月は-14.3%)であり、マイナスですが前月比でマイナス幅を縮めています。
日本10月CPI発表前後のドル円相場
(赤矢印部分で指標発表)
ドル円を5分足チャートで見ると、CPI発表直前に比較的大きな上下動を見せており、方向感が乏しい値動きでした。
CPIが発表されるとドル円は上昇し、発表直前につけた高値を一時的に超えたものの、上昇の勢いが乏しい様子がわかります。
上昇トレンドを継続するには、CPI発表直前につけた高値を明確に超えられるかどうかがポイントになりそうです。
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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