昨日(2023年11月27日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高が進行。
午前中、円が主要通貨に対して強い動きだったことを受けて、ユーロ円も円高でした。
その後、夕刻にドル円が反転上昇すると、ユーロ円も一時的に上昇しています。
夜には、ユーロが主要通貨に対して弱く動き、ユーロ円も円高に進みました。
この円高は日付が変わるころまで続き、その後は横ばいに転じて1日の取引を終えました。
なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が発言し、年内のユーロ圏の景気は弱く、物価が上昇するだろうとの見通しを示しています。
本日(2023年11月28日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月28日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、161円台後半に厚い買い注文があります。
この周辺にはサポートラインがあり、これが注目されている模様です。
また、163円台前半にも、厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、164円台前半に、特に厚い売り注文があります。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。
また、163円台後半にも、厚い売り注文が発注されています。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年11月28日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円とポンド円です。
豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのは、ポンドドルと豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年11月28日7時のもの)
直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はドルです。
円は午前中からプラス幅を広げ、午後にプラス幅をやや縮める場面もありましたが、夜以降は安定的に推移しました。
ユーロはゼロを中心に上下動したのち、夜以降はマイナス圏で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2023年11月28日)の主な経済指標
23:00 9月ケース・シラー米住宅価格指数
24:00 11月リッチモンド連銀製造業指数
24:00 11月消費者信頼感指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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