昨日(2023年11月29日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:77.916(+1.148)<+1.50%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは2営業日続伸。
米四半期国内総生産(GDP)やユーロ圏経済信頼感が市場予想より強い結果で、市場参加者からの買いを集めたと報じられています。
なお、米エネルギー情報局(EIA)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ161万バレルの増加でした。
市場の在庫減少予想と逆の結果でしたが、USOIL価格は上昇しました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年11月30日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月30日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は2営業連続で陽線を形成。
買い圧力が強まり、平均足を上抜きました。
陰連している平均足は上下に長いヒゲをつけており、売りの勢いが落ちているようです。
目先は、このまま上昇を続けられるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
一時的に大きく下落し、平均足を下抜いたもののすぐに反発。
78ドル台まで上昇し、現在は77ドル台後半で推移している状況です。
平均足は上ヒゲを伸ばした陽線が連続しており、大局は買い優勢と考えられます。
目先は、直近高値に引かれた長期レジスタンスラインまで上昇を続けられるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2023年11月22日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から増減なしの500基でした。
WTI原油価格は2営業日連続で上昇しており、11月30日8時現在は77ドル台後半で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2023年11月17日時点の原油在庫は前週比で870万バレルほど増加し、およそ4億4805万バレルです。
2023年10月からは増加傾向が続いており、現在は過去5年間における平均値に近づいている状況です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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