先週金曜日（2023年12月1日）の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円はやや円安。

午前中に日本で失業率と有効求人倍率が発表され、失業率が低下して有効求人倍率は上昇しました。
しかし、豪ドル円に特段の反応は見られず、横ばいで推移しています。
豪州では重要な経済指標発表はありませんでした。

なお、日豪の主要な要人発言も伝わらず、豪ドル円は1日を通して穏やかな値動きで推移しています。

本日（2023年12月4日）の豪ドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2023年12月4日7時のもの。「Orderbook３」を表示）

「オーダーブック」を見ると、97円台半ばに厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、98円台前半にも、厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、97円台前半から98円台半ばにかけて、売り注文のまとまりがあります。
直近の値動き全体で発注されており、円高を予想するトレーダーが多い可能性があります。
その中でも、98円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2023年12月4日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と弱い相関関係だったのは、ポンドドルと豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドル、弱い逆相関関係だったのはユーロ円です。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2023年12月4日7時のもの）

直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はユーロです。
円は午前から夜にかけてゼロを中心に上下動し、深夜からプラス幅を広げる展開でした。
豪ドルは夜までゼロ付近で推移し、その後はプラス幅を拡大しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週の豪ドル円の注目材料

12月5日（火）8:30（日本）11月東京都区部消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く）（前年同月比）
12月5日（火）12:30（オーストラリア）豪準備銀行（中央銀行）、政策金利発表
12月5日（火）21:00（ブラジル）7-9月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前年同期比、前期比）
12月5日（火）24:00（米国）11月ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）
12月6日（水）9:30（オーストラリア）7-9月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前年同期比、前期比）
12月6日（水）22:15（米国）11月ＡＤＰ雇用統計（前月比）
12月6日（水）24:00（カナダ）カナダ銀行 政策金利
12月7日（木）19:00（ユーロ）7-9月期四半期域内総生産（ＧＤＰ、確定値）（前年同期比、前期比）
12月8日（金）8:50（日本）7-9月期四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前期比、年率換算）
12月8日（金）8:50（日本）10月国際収支・貿易収支
12月8日（金）13:30（インド）インド中銀政策金利（レポレート）
12月8日（金）22:30（米国）11月失業率
12月8日（金）22:30（米国）11月平均時給（前年同月比、前月比）
12月8日（金）22:30（米国）11月非農業部門雇用者数変化（前月比）

本日発表予定の経済指標はこちら

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

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