昨日(2023年12月5日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.523(+0.005)<+0.20%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日ぶりに上昇。
市場関係者は米国の天候に注目していると伝えられており、平年よりも暖かい気温がNATGAS価格の下落を後押ししています。
昨日、天気予報が更新され、従来よりもやや寒くなると予報されました。
これを受けて市場は買いで反応した模様で、NATGASは反発しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年12月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲが長く実体がほとんどない陽線となり、2日続落の後に若干の反発を見せました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
直近の高値と安値の切り下げが続いており、下落トレンドが継続中です。
6月来の支持帯が集まる2.4ドル台タッチ後に反発した状態が維持されており、本格反発につながるか注目です。
<1時間足チャート分析>
東京時間後半からの上昇分をNY時間にほとんど戻しました。
往って来いとなり取引の方向感は出ていません。
平均足は陽連しているものの、ローソク足はNY時間後半に平均足の下に抜け出しています。
4日の安値は割れておらず、4日の安値割れに至るまで下落が続くか、安値を割れる前に反発するか注目されます。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で5基増加し、505基です。
9月後半以降のリグ数は500基前後で推移しており、増加または減少のトレンドは見られません。
一方、天然ガスのリグ数は、前週から1基減少して116基でした。
今年8月中旬以降、おおむね110台を維持しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で10bcf(10億立方フィート)増加し、3,836 bcfでした。
平年の冬は在庫が減少し始める時期ですが、今年はまだ減少トレンドに転換していません。
これがNATGAS価格に反映されている模様です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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