昨日(2023年12月5日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):36124.5(-63.5)<-0.18%>
US100(米国100株価指数):15880.4(+44.2)<+0.28%>
US500(米国500株価指数):4569.1(+1.4)<+0.03%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
12月5日の米国株主要3指数は方向感がなく、まちまちの値動きとなりました。
この日に発表された雇用動態調査によれば、非農業部門の求人数は2か月連続減少となり、市場の予想を下回っています。
金融引き締めの終了が見えてきたことから長期金利が低下、エヌビディア / NVIDIA Corporationとアップル / Apple Inc.が2%を超える上昇となりました。
また、アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.とテスラ / Tesla, Inc.は1%を超える上昇です。
逆にゴールドマン・サックス・グループ / The Goldman Sachs Group, Inc.は売り込まれました。
これは、今年の従業員の報酬について、伸び率が前年比で1ケタ台前半にとどまるという見通しを示したことによるもの。
また、プロクター・アンド・ギャンブル / The Procter & Gamble Companyも、海外事業に絡んだ損失を最大25億ドル計上することを発表して売られました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年12月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
2本続けて高値圏で下ヒゲを伸ばす陰線が立ちました。
平均足は陽連中で、なおかつ実体が長く下ヒゲがつかない形です。
200日移動平均線は右肩上がりで、それより上にローソクが並んでおり、これらの状況から大局は上昇トレンドと考えられます。
直近はほとんど陰線を挟まず一気に上昇したため、一時的な調整が入る可能性もあります。
<1時間足チャート分析>
長期と中期のレジスタンスラインが重複する水準から、高値は切り下げ、安値には中期のサポートラインが形成されています。
ローソク足が平均足を下に抜けてからは、平均足の色は安定していません。
上下にあるラインのどちらを試していくかに注目が集まります。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年12月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は反発して陽線になったものの、ローソク足の終値が平均足より下で推移する展開です。
平均足は陽連中ですが、実体が段階的に短くなり、下ヒゲが伸び始めています。
これらの状況から、全体の流れは不鮮明になっていると考えられます。
もう一度ローソク足が平均足を上回れるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
大局は高値と安値をおおむね切り下げる展開です。
目先では、陰連する平均足を伴って下落中でしたが、中期のサポートラインを切り上げながら反発しました。
ローソク足が平均足を超え、平均足も陽転しています。
この上昇で長期のサポートラインを一時的に上抜けしています。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年12月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
高値圏で実体が短く上にヒゲが伸びる陽線が立ちました。
平均足は陽連中で、実体が長い状態を保っているものの、わずかに下ヒゲが現れています。
200日移動平均線は右肩上がりで、ローソク足より下にあるため、全体の流れは上昇トレンドであることを示唆しています。
直近高値を超えての続伸があるかに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
直近はローソク足と平均足が何度も絡み合う展開が続いています。
また、上下に波を打つことでサポートライン、レジスタンスラインが多数形成されており、このことからもトレンドレスな展開であることがうかがえます。
上下の長期ラインのどちらを試していくかがポイントになりそうです。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
本日(2023年12月6日)の主な米国経済指標
12月6日(水)22:15(米国)11月ADP雇用統計(前月比)
12月6日(水)22:30(米国)10月貿易収支
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。