昨日(2023年12月5日)のドル円動向振り返り
ドル円はわずかに円高。
日中のドル円は、日本や中国の株価指数の下落を受けて円高で推移したと伝えられています。
夜以降に円高は止まり、レンジ相場に移行しました。
深夜付近に米国で各種経済指標が発表され、ISM非製造業景況指数は市場予想よりも強い結果だった一方、弱い指標もみられ、強弱まちまちでした。
また、夜から深夜にかけて米10年債利回りは低下傾向にあり、ドル円は大きく上下動する神経質な値動きをしています。
最終的に、昨日の終値比で円高で1日の取引を終えました。
本日(2023年12月6日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月6日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、146円台前半に特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、147円台半ばにも、特に厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、150円付近に、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
また、147円台半ばにも、特に厚い売り注文が発注されています。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これを狙った注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年12月6日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と弱い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドル、弱い逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年12月6日7時のもの)
直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円は夕刻にかけてプラス幅を広げると、その後は安定的に推移しました。
ドルは午前中にマイナスに沈む場面があったものの、おおむねプラス幅を広げ続ける展開でした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2023年12月6日)の主な経済指標
19:00(ユーロ)10月小売売上高
22:15(米国)11月ADP雇用統計
24:00(カナダ)カナダ中央銀行 政策金利
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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