昨日（2023年12月6日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：69.367（-2.839）＜-3.93％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは5営業日続落。
米エネルギー情報局（EIA）が週間石油在庫統計を発表し、前週比でおよそ460万バレルの減少でした。
市場予想を超える減少幅だった一方、ガソリン在庫は市場予想を超える増加でした。
市場はガソリン在庫の大幅増加に反応し、USOIL価格が下落したと伝えられています。
また、来年以降の欧米諸国の景気に対する懸念や、OPECプラスによる追加減産に対する疑念も、USOIL価格下落に寄与した模様です。
【WTI原油(USOIL)】本日（2023年12月7日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年12月7日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は陰線を形成し、70ドルを下抜いて60ドル台に到達しました。
これで5営業日連続の下落となり、強い売り圧力が続いています。
平均足は陰連が続いており、大局は売り優勢です。
目先は、さらに下落の勢いが強まるか、それとも反発して70ドルに戻すかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
ローソク足は平均足の下で高値と安値を切り下げる動きを継続。陰線を連続させて勢いよく下落しており、明確な下降トレンドが続いている状況です。
陰連している平均足は下ヒゲを伸ばしており、売り優勢を示しています。
目先は、下落を続けるか、それとも平均足の水準まで反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
2023年12月1日時点の米国の原油リグ稼働数は505基で、前週から5基増加しました。
WTI原油価格は5営業日連続で下落しており、12月7日8時現在は節目の70ドルを下抜き、69ドル台で推移しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2023年11月24日時点の原油在庫は前週比で161万バレルほど増加し、およそ4億4966万バレルです。
2023年8月から減少傾向だった原油在庫ですが、直近は増加傾向に転換しているようです。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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