昨日(2023年12月7日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):36091.0(+16.5)<+0.05%>
US100(米国100株価指数):16001.4(+204.0)<+1.29%>
US500(米国500株価指数):4581.7(+28.9)<+0.63%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
12月7日の米国株主要3指数は全体的に上昇しましたが、US100の1%を超える上昇率が目立ちました。
この日は、生成AI関連銘柄の急上昇が、相場全体を引っ張りました。
生成AIの基盤技術「Gemini」の投入を発表したGoogleの親会社であるアルファベットA / Alphabet Inc. Aは、5.3%上昇しました。
また、AI向け半導体の新製品を発表したアドバンスト・マイクロ・デバイシズ / Advanced Micro Devices, Inc.は、9.9%上昇しました。
この動きにつられて、他のハイテク関連株も買われ、エヌビディア / NVIDIA Corporationとメタ・プラットフォームズ / Meta Platforms, Inc.は、それぞれ2%を超える上昇に。
さらに、アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.は1.6%上昇、アップル / Apple Inc.は1%上昇しました。
市場では、今日発表される雇用統計が注目されています。
労働市場の緩和を示す結果になれば、来年の早いタイミングで利下げが行われる可能性が高まります。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年12月8日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月8日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は4営業日ぶりの陽線が立ちましたが、実体は短く高値圏でのもみ合いが継続しています。
平均足はほぼ同じ角度で陽連中で、実体が長く、上にのみヒゲが伸びています。
右肩上がりの200日移動平均線と合わせて、大局は上昇トレンドと考えられます。
押し目の水準を探るなら、フィボナッチが目安になりそうです。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスラインに頭を押さえられながら、ローソク足と平均足が何度も交わっており、方向感がない展開です。
直近はローソク足が平均足を下から上に抜け、平均足も陽転しています。
上下どちらのラインを試し、このレンジを抜けていくかに注目が集まります。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年12月8日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月8日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
直近はローソク足と平均足が絡み合うような展開が続いています。
前日の日足は大きく上昇し、終値が平均足の実体を上抜けしました。
平均足は陽連中ですが、1本ごとに実体が短く、下ヒゲが伸びているため、目先はトレンドレスであると考えられます。
ただし200日移動平均線は右肩上がりで、なおかつそれより上にローソク足があるため、長い目で見れば上昇トレンドであることを示唆しています。
<1時間足チャート分析>
大局では一定の高値と安値の間を推移しており、レンジ相場と考えられます。
ローソク足が平均足を追い抜き、それに伴って平均足が転換する状態が続いています。
直近は中期のレジスタンスライン付近で上昇が押しとどめられ、上ヒゲを伸ばして下落に転じています。
この水準を上抜けできるかもポイントになりそうです。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年12月8日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月8日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は平均足と重なる水準から上昇する陽線となりましたが、最近の高値は更新できませんでした。
平均足は陽連しているものの、実体が短くなってきており、下ヒゲも伸び始めています。
200日移動平均線は右肩上がりなので、大局的な視点では買い圧力が強いといえそうです。
平均足がサポートになって続伸するかに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスライン、サポートラインに挟まれた価格帯で上下動するレンジ相場が継続しています。
直近では陰線の平均足をローソク足が上にブレイクし、それから平均足も陽転しています。
この上昇は中期レジスタンスラインの手前で反転しています。
上下にある長期ラインのどちらを抜けていくかがポイントになりそうです。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2023年12月8日)の主な米国経済指標
12月8日(金)22:30(米国)11月失業率
12月8日(金)22:30(米国)11月平均時給(前年同月比、前月比)
12月8日(金)22:30(米国)11月非農業部門雇用者数変化(前月比)
12月8日(金)24:00(米国)12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
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OANDA Lab編集部
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