昨日（2023年12月7日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：69.754（+0.387）＜+0.56％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは6営業日ぶりに反発。
市場では来年の世界的な景気減速懸念が伝えられており、原油需要が伸びない可能性が指摘されています。
また、OPECプラスによる追加減産が実施されるかどうか不透明であり、減産されない場合は価格下落要因になると見込まれています。
これを受けて、USOILの動きは弱いものの、5営業日連続で下げた後ということもあり、やや上昇しました。
【WTI原油(USOIL)】本日（2023年12月8日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年12月8日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は6営業日ぶりに反発。
一時的に70ドル台まで戻しましたが、最終的に上ヒゲを伸ばした陽線で引けた形です。
平均足は下ヒゲを伸ばした陰線が連続しており、売り優勢を示しています。
目先は、平均足の水準まで反発できるか、それとも下落を続けるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
平均足の下で高値と安値を切り下げる動きは一服。
ローソク足と平均足が絡み合いながら横ばいに推移しており、方向感の出ていない状況です。
平均足は実体が短く上下にヒゲを出しており、気迷いを示しています。
目先は、上と下のどちらに放れるかで、上昇する場合は平均足を上抜けられるか、下落する場合は下に位置する中期サポートラインを試すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
2023年12月1日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から5基増加した505基です。
一時は400基台まで減少しましたが、直近の稼働数は500基台が続いています。
WTI原油価格は6営業日ぶりに上昇し、12月8日8時現在は69ドル台で推移しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2023年12月1日時点の原油在庫は前週比で463.3万バレルほど減少し、およそ4億4503万バレルです。
直近の原油在庫は減少しましたが、過去5年間における平均値に近づいている状況です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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