マーケットレポート
中国の11月CPI（消費者物価指数）：市場予想と結果
前年同月比
| 前月 | 市場予想 | 結果 | |
|---|---|---|---|
| CPI | -0.2% | -0.2% | -0.5％ |
11月のCPIは前年同月比で-0.5％、市場予想の-0.2％と比べて0.3％低い結果でした。
中国11月CPI（消費者物価指数）の品目別データ
内訳別に前年同月比で見ると、インフレーションが下落した項目が目立ちます。
非食品は0.4％（前月は0.7％）、サービスは1.0％（前月は1.2％）、そして教育・文化は1.8％（前月は2.3％）で、いずれも数字を落としています。
また、食品は-4.2％（前月は-4.0％）、財は-1.4％（前月は-1.1％）、食品・たばこ・アルコールは-2.2％（前月は-2.1％）、そして交通・通信は-2.4％（前月は-0.9％）で、マイナス幅を広げています。
その一方、被服は1.3％で前月の1.1％よりも大きく、日用品・サービスは-0.5％で前月の-0.6％と比べてマイナス幅を縮小しています。
中国11月CPI発表前後の人民元円相場
（赤矢印部分は11日午前7時）
取引開始直後から買い注文が優勢で円安が進んでおり、このまま進めば窓埋めが完了すると考えられます。
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名：OANDA証券株式会社
所在地：東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会：一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号：第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先：お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
