昨日(2023年12月12日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.178(-0.151)<-6.48%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGAS価格は2営業日連続で下落。
今月の米国の気温は平年より暖かい見込みで、これが引き続きNATGAS価格の下落要因だと指摘されています。
需要の弱さを受けて在庫が増え、在庫の多さを嫌気して価格が下がる傾向も見られる模様です。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年12月13日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月13日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陰線をつけて2日連続で安値を更新しました。
平均足は陰連してローソク足がその下を推移中で、売り優勢の状態が続いています。
11日の急落後の反発分がそのまま下落する形となっており、7月来の支持帯2.4ドル台割れ後の下落が継続中です。
目先は、節目価格2.0ドルを目指して下落が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
2.3ドル割れ後の下落が継続中です。
平均足は陰連してローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
11日の安値をわずかながら割れており、今後下落は加速する可能性があります。
Wボトムパターン形成で反発するか、安値更新による下落加速のいずれになるか注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、503基です。
9月後半以降のリグ数は500基前後で、大きな増減は見られません。
一方、天然ガスのリグ数は、前週から3基増加して119基でした。
今年9月後半以降、おおむね110台後半で安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で117bcf(10億立方フィート)減少し、3,719 bcfでした。
市場予想より大きな下落幅を記録したものの、5年間の移動平均と比較すると在庫水準は高いままです。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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