昨日（2023年12月12日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：68.83（-2.651）＜-3.71％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日ぶりに反落。
来年以降の欧米諸国等の景気に対する懸念が広がった模様で、USOILは売られる展開でした。
OPECプラスによる減産が実行されない可能性も、下降トレンドの要因だと報道されています。
なお、米石油協会（API）が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ235万バレルの減少でした。
日本時間早朝の発表だったこともあり、USOILは大きな反応を示していません。
【WTI原油(USOIL)】本日（2023年12月13日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年12月13日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
昨日のローソク足は陰線を形成し、直近安値を更新しました。
3営業日の上昇分を全値押しして節目の70ドルを下抜き、現在は68ドル台で推移しています。
平均足は陰連し、下ヒゲと実体を伸ばしていることから、売り優勢を示しています。
目先は、このまま下落を続けるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
一定の高値と安値の間で動いていたローソク足は大幅下落。
陰線を連続させて直近安値に引かれていた長期サポートラインを下抜いた形です。
平均足は下ヒゲを伸ばした陰線が連続しており、売り圧力が強い状況を示しています。
目先は、高値と安値の切り下げを続けるか、反発してすぐ上に位置する長期サポートラインを上抜くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
2023年12月8日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から2基減少した503基です。
直近の原油リグ数は500基台を維持している状況です。
12月13日8時現在のWTI原油価格は反落して節目の70ドルを下抜き、68ドル台で推移しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2023年12月1日時点の原油在庫は前週比で463.3万バレルほど減少し、およそ4億4503万バレルです。
2023年8月から減少傾向だった原油在庫ですが、11月からは上昇傾向に転換している状況です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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