昨日(2023年12月18日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):37348.5(+16.0)<+0.04%>
US100(米国100株価指数):16749.2(+124.4)<+0.75%>
US500(米国500株価指数):4747.4(+24.0)<+0.51%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
12月18日の米国株主要3指数は揃って続伸し、US100とUS500の伸び幅が大きかったです。
この日はこれといった大きな材料がなく、積極的な売買は行われなかったものの、2024年の早い段階に利下げされる期待感が相場を支えました。
シカゴ連銀のグールズビー総裁は、前回のFOMCにおいて「憶測的に将来の特定の政策について議論しなかった」との旨のコメントをしました。
来年早期の利下げ期待を牽制しましたが、値動きへの影響は限定的でした。
フェドウォッチの予想では、来年3月のFOMCでの利下げ確率は63.4%になっています。
個別で見ていくと、日本製鉄が約2兆円で買収するユナイテッド・ステイツ・スチール / United States Steel Corporationは26.1%上昇しました。
また、アメリカン・エキスプレス / American Express Companyは1.3%上昇、プロクター・アンド・ギャンブル / The Procter & Gamble Companyは1.5%上昇、ウォルマート / Walmart Inc.が1.5%上昇しています。
その一方で、ボーイング / The Boeing Companyは1.5%下降、ゴールドマン・サックス・グループ / The Goldman Sachs Group, Inc.は1.1%下降、ウォルト・ディズニー / The Walt Disney Companyは0.6%下降しています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年12月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月19日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は実体が短く、上ヒゲが伸びているものの陽線で引け、8連騰を記録しました。
平均足は長期的に陽連中で、実体が長く上にのみヒゲが伸びる形です。
また200日移動平均線は右肩上がりで、その上をローソク足が推移していることから、変わらず大局は上昇トレンドと考えられます。
<1時間足チャート分析>
中期のレジスタンスラインに頭を押さえられ、中期のサポートラインを下限に、狭い値幅で値動きするレンジ相場になっています。
ローソク足が平均足と何度もクロスしており、平均足の色も何度か転換しています。
上下どちらのラインを超えていくかに注目が集まります。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年12月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月19日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
日足は、高値を更新する続伸となりました。
ここ10営業日のうち8本が陽線で、上昇の勢いがあることを示唆しています。
平均足は陽連中で、なおかつ一時的に短くなっていた実体が再び長くなってきており、さらに下ヒゲも短くなっています。
200日移動平均線の傾きとローソク足との位置関係も、上昇トレンドであることを示しています。
<1時間足チャート分析>
安値を切り上げ、高値が同じ高さを保つペナントの状態から、前日の上昇で頭を押さえていた中期のレジスタンスラインをブレイクしました。
平均足も陽連しており、買い優勢を示唆しています。
一時的に押し目をつけて上昇していくなら、中期レジスタンスラインがサポート転換するケースも想定されます。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年12月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月19日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
日足は8連騰を記録し、高値を更新しました。
平均足は陽連中で実体が長く、下ヒゲがない形状です。
また、200日移動平均線は右肩上がりで、位置関係もローソク足>200日移動平均線となっています。
上昇トレンドが継続する際に、平均足付近まで押し目をつける可能性も考えられます。
<1時間足チャート分析>
高値が中期のレジスタンスラインに頭を押さえられ、安値を切り上げるペナントのチャートパターンから、上限をブレイクしました。
その後は中期のレジスタンスラインの少し上まで価格が戻ってきており、この水準で反発するかに注目です。
平均足は陽連中なので、目先の流れは買い圧力が強いと考えられます。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2023年12月19日)の主な米国経済指標
12月19日(火)22:30(米国)11月住宅着工件数(前月比、年率換算件数)
12月19日(火)22:30(米国)11月建設許可件数(前月比、年率換算件数)
12月19日(火)30:00(米国)10月対米証券投資
12月19日(火)30:00(米国)10月対米証券投資(短期債除く)
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OANDA Lab編集部
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