昨日(2023年12月26日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:75.282(+1.919)<+2.62%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは大きく上昇。
紅海でイエメンのフーシ派による商船攻撃が続き、タンカー等の航行が妨げられていると伝えられています。
原油供給への支障が懸念され、USOIL価格が上昇した模様です。
また、ドルが他の主要通貨に対して弱く推移しており、これもUSOIL価格にとってプラスに作用したと考えられます。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年12月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
昨日のローソク足は陽線を形成しました。
買い圧力が強まり、75ドル台まで上昇した状況です。
陰連している平均足は実体が短く、上下に長いヒゲを伸ばしていることから、トレンド転換の可能性を示唆しています。
目先は、このまま上昇を続けられるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ローソク足は大陽線を連続させて大きく上昇。
平均足と長期レジスタンスラインを上抜き、直近高値を更新しましたが、その水準まで押し戻されて引けました。
平均足は実体の長い陽線が連続しており、大局は買い優勢です。
目先は、長期レジスタンスラインを明確に上抜けられるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2023年12月21日時点の米国の原油リグ稼働数は498基で、前週から3基減少しました。
直近は500基台で推移していましたが、再び400基台まで減少した形です。
WTI原油価格は上昇しており、12月27日8時現在は75ドル台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2023年12月8日時点の原油在庫は前週比で425.8万バレルほど減少し、およそ4億4077万バレルです。
2023年11月から上昇傾向だった原油在庫ですが、直近は減少しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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