昨日(2023年12月27日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.413(+0.023)<+0.96%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは反発局面が継続して上昇。
天然ガス先物のロールオーバー(銘柄乗り換え)が活発に行われ、価格が大きく動いたと報道されています。
また、米国内の1月の気温は従来予報よりも低くなると報じられており、NATGAS価格にとってプラス要因だと考えられます。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年12月28日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月28日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲが長く実体の短い陽線となり、上昇分の大半が押し戻されました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足に重なる状態が続いています。
安値の切り上げが続く反面、2.4ドル台で頭を押さえられている状態です。
目先は、2.4ドル台を上抜けして上昇に向かうか、それとも2.4ドル台を超えられず反落が進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
26日の安値からの上昇が続いたものの、2.5ドル到達後に急落しました。
平均足は陽連していましたが、この急落を受け陰転しています。
急落はあったものの、安値と高値の切り上げは維持されています。
安値と高値の切り上げ継続を背景に、2.5ドルに向け再び上昇するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で3基減少し、498基です。
3週連続で稼働数を減らし、500基を下回りました。
500基を下回るのは2023年11月半ば以来のことです。
一方、天然ガスのリグ数は、前週比で1基増加し、120基です。
2023年9月後半に120基を下回って以来、久しぶりに120基を回復しました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で87bcf(10億立方フィート)減少し、3577 bcfでした。
市場予想よりも減少幅が大きく、3週連続で減少しました。
在庫水準は平年より高いものの、今後どこまで減少するか注目です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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