昨日(2023年12月27日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:73.709(-1.573)<-2.09%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは大きく下落。
12月半ば以降に原油価格が上昇しており、利益確定売りが先行したと伝えられています。
また、海運大手のマースクが商船のスエズ運河航行を計画していると報じられており、海運の混乱に対する懸念が後退した模様です。
なお、米石油協会(API)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ180万バレルの増加でした。
日本時間早朝の発表だったこともあり、USOILは大きな反応を示していません。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年12月28日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月28日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
昨日は売り圧力が強まり、ローソク足は陰線を形成しました。
75ドルを下抜き、73ドル台まで下落しています。
一方で、陰連していた平均足は陽線に転換しており、大局は買い優勢になりつつあるようです。
目先は、このまま平均足まで下落するか、それとも反発して再び75ドルまで戻すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
平均足の上で推移していたローソク足は反落。
陰線を連続させて平均足を下抜き、そのまま下落を続けている状況です。
平均足は下ヒゲを伸ばした陰線が連続しており、大局は売り優勢です。
目先は、下に位置する中期サポートラインまで下落を続けるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2023年12月21日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から3基減少した498基でした。
WTI原油価格は下落しており、12月28日8時現在は73ドル台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2023年12月8日時点の原油在庫は前週比で425.8万バレルほど減少し、およそ4億4077万バレルです。
直近の原油在庫は減少傾向にあるようです。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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