昨日(2023年12月28日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:71.922(-1.787)<-2.42%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは大きく下落。
タンカーが紅海を航行しており、原油供給の懸念が和らいだことが価格下落要因だと考えられます。
また、ドルインデックスが上昇したことも、価格下落を支援した可能性があります。
その一方、米エネルギー情報局(EIA)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ711万バレルの減少でした。
市場予想を大幅に上回る減少幅でしたが、市場に材料視されていない模様です。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年12月29日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月29日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は2営業日連続で陰線を形成しました。
売り圧力が強まり、71ドル台まで下落しています。
一方で、平均足は陽線を形成しており、大局は買いに勢いが出つつあると考えられます。
目先は、このまま平均足を下抜くか、それとも反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ローソク足は平均足の下で高値と安値の切り下げを継続。
陰線を連続させ、勢いよく下落しています。
平均足は陰連し、下ヒゲを伸ばしていることから、大局は売り優勢です。
目先は、さらに下落を続けるか、反発して平均足を目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2023年12月21日時点の米国の原油リグ稼働数は498基で、前週から3基減少しました。
直近は500基台で推移していましたが、400基台まで減少しています。
WTI原油価格は下落しており、12月29日8時現在は71ドル台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2023年12月8日時点の原油在庫は前週比で425.8万バレルほど減少し、およそ4億4077万バレルです。
2023年11月から増加していた原油在庫ですが、直近は減少しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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