昨日(2024年1月3日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は1日を通して円安トレンド。
朝から徐々に円安が進むと、夕刻以降に大きく買われる展開でした。
ドル円が同時刻に円安に進んでおり、この影響を受けたと伝えられています。
その後、ユーロドルの下落を受けて一時的に円高に戻す場面が見られたものの、再び円安が進んでいます。
深夜に入ると、ユーロ円が再び大幅に上昇しました。
これも、ドル円の上昇を受けたものだと指摘されています。
未明にやや円高に戻したものの、円安トレンドを継続して1日の取引を終えました。
なお、日欧で要人発言は伝えられていません。
本日(2024年1月4日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月4日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、155円台前半に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、156円台後半にも、特に厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、155円台半ばに、特に厚い売り注文があります。
この周辺にはサポートラインがあり、このラインが意識されていると考えられます。
また、159円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、キリの良い数字であることから、これらが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年1月4日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
ポンドドルとも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドルと豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年1月4日7時のもの)
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円は午前中からマイナス圏で推移し、午後以降にマイナス幅を広げる展開でした。
ユーロはややプラス圏で安定的に推移し、最終的にゼロ付近で1日の取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のユーロ円の注目材料
1月2日(火)17:50(フランス)12月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
1月2日(火)17:55(ドイツ)12月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
1月2日(火)18:00(ユーロ)12月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
1月3日(水)17:55(ドイツ)12月失業率
1月3日(水)17:55(ドイツ)12月失業者数(前月比)
1月3日(水)24:00(米国)12月ISM製造業景況指数
1月3日(水)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
1月4日(木)17:50(フランス)12月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
1月4日(木)17:55(ドイツ)12月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
1月4日(木)18:00(ユーロ)12月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
1月4日(木)22:00(ドイツ)12月消費者物価指数(CPI、速報値)(前年同月比、前月比)
1月4日(木)22:15(米国)12月ADP雇用統計(前月比)
1月5日(金)16:00(ドイツ)11月小売売上高(前年同月比、前月比)
1月5日(金)19:00(ユーロ)11月卸売物価指数(PPI)(前年同月比、前月比)
1月5日(金)19:00(ユーロ)12月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
1月5日(金)19:00(ユーロ)12月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
1月5日(金)22:30(カナダ)12月失業率
1月5日(金)22:30(カナダ)12月新規雇用者数
1月5日(金)22:30(米国)12月失業率
1月5日(金)22:30(米国)12月平均時給(前年同月比、前月比)
1月5日(金)22:30(米国)12月非農業部門雇用者数変化(前月比)
1月5日(金)24:00(米国)12月ISM非製造業景況指数(総合)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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