昨日(2024年1月3日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.652(+0.114)<+4.49%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGAS価格は昨日に続き上昇。
来週の米国は気温が低い見込みだと報道されており、これがNATGAS価格の上昇要因の模様です。
米国産天然ガスは主に発電で使用され、電力は冷暖房用として使用されます。
このため、米国の気温の推移がNATGAS価格に直接的に影響する傾向がみられます。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年1月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陽線をつけ、2日の大幅安を超える上昇となりました。
下落波動からの反発が続き、フィボナッチの50%水準が視野に入っています。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
目先は、2.4ドル台の抵抗帯超えを契機に上昇トレンドを確実にするかどうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
上昇後に値動きが停滞したものの、2日の高値を超えた水準で取引を終えました。
平均足は陰線から陽線に転換しており、買いの勢いが続いていることを示唆しています。
高値と安値を切り上げながら上昇トレンドが継続中です。
高値圏からそのまま上昇が続くか、いったん反落後に再上昇するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基増加し、500基です。
2023年9月末以降、稼働数は500基前後で安定的に推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は、前週比で変わらず、120基です。
2023年9月後半以降、110台で推移してきましたが、直近2週間は120基を回復しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で87bcf(10億立方フィート)減少し、3490 bcfでした。
減少幅は先週と同じで、4週連続の減少です。
在庫水準は引き続き平年より高いものの、今後どこまで減少するか注目です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。