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WTI原油見通し(市況ニュース):原油供給懸念の緩和などの影響により、原油価格は大幅下落(2024年1月9日)

マーケットレポート

昨日(2024年1月8日)のWTI原油動向振り返り

  • 終値:70.86(-3.029)<-4.10%>

※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

USOILは大幅下落。

サウジアラビアが原油の売り渡し価格を引き下げ、USOILも下落で反応しています。

また、紅海の航行に関して、一部海運会社がフーシ派と安全な航行について合意したと伝えられました。
原油供給懸念が緩和し、価格下落に寄与したと考えられます。

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年1月9日)のチャートテクニカル分析

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年1月9日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月9日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は大陰線を形成しました。
売り圧力が強まり、70ドル台まで下落しています。
陽連している平均足は、上下に長いヒゲを伸ばしており、買いの勢いは弱まりつつあるようです。
目先は、下落を続けて直近安値を試すかに注目です。

<1時間足チャート分析>

ローソク足は平均足の下で高値と安値の切り下げを継続。
陰線を連続させ、勢いよく下落しています。
平均足は陰連し、長い下ヒゲを伸ばしていることから、大局は売り優勢です。
目先は、下落を続けるか、反発して平均足を上抜くかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

2023年12月21日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から3基減少した498基です。
WTI原油価格は大幅に下落し、2024年1月9日8時現在は70ドル台で推移しています。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

原油在庫の推移(週間)

原油在庫の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2023年12月22日時点の原油在庫は前週比で711.4万バレルほど減少し、およそ4億3657万バレルです。
直近の原油在庫は減少傾向にあるようです。

石油・天然ガス貯蔵量の推移はこちら

またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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