昨日(2024年1月9日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:72.158(+1.298)<+1.83%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反発。
イスラエルのパレスチナ侵攻が長期化すると懸念されており、原油供給不安が再び意識された模様です。
リビアでの原油生産停止が継続していることも、価格を下支えした可能性があります。
なお、米石油協会(API)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ522万バレルの減少でした。
日本時間早朝の発表だったこともあり、USOILは大きな反応を示していません。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年1月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月10日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成し、72ドル台まで上昇しています。
一方で、直近は平均足と絡み合いながら推移しており、明確な方向性は出ていない状況です。
平均足は陽連しているものの、実体が短く上下にヒゲを出しており、買いの勢いが強いとはいえません。
目先は、再び平均足を上抜けられるか、それとも直近安値を目指して下落していくかに注目です。
<1時間足チャート分析>
平均足の下で高値と安値を切り下げていたローソク足は反発。
陽線を連続させて平均足を上抜け、上昇を続けています。
陰連していた平均足は陽連へと転換しており、大局は買い優勢です。
目先は、下落前の水準まで上昇を続けられるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2023年12月21日時点の米国の原油リグ稼働数は498基で、前週から3基減少しました。
WTI原油価格は原油供給不安から反発しており、2024年1月10日8時現在は72ドル台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2023年12月22日時点の原油在庫は前週比で711.4万バレルほど減少し、およそ4億3657万バレルです。
一時は過去5年の平均まで増加していましたが、直近の原油在庫は減少しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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