昨日（2024年1月10日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：71.324（-0.834）＜-1.16％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは経済指標発表後に下落。
日中から夜にかけて、USOILは上下しながらも価格を上げる展開でした。
中東情勢が好転していないことを受けた動きだと考えられます。
その後、米エネルギー情報局（EIA）が週間在庫統計を発表し、原油は前週比でおよそ134万バレルの増加でした。
市場の減少予想に対して結果は増加であり、石油製品の在庫増加幅も大きく、市場はUSOILの売りで反応したと伝えられています。
この動きは未明付近まで続き、前日比下落で1日の取引を終えました。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年1月11日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年1月11日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
昨日のローソク足は陰線を形成し、下落しました。
一定の高値と安値の間で推移しており、トレンドレスの状況です。
平均足はローソク足と絡み合いながら横ばいに推移しており、方向性が出ていないことを示しています。
目先は、上昇して平均足を明確に上抜けるか、それとも直近安値を目指して下落するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
平均足の上で推移していたローソク足は反落。
一時は中期レジスタンスラインを上抜きましたが、大陰線を連続させ、勢いよく平均足を下抜きました。
直近の平均足は実体と下ヒゲの長い陰線をつけており、売りに勢いが出ていることを示しています。
目先は、下に位置する長期サポートラインを目指して下落するか、それとも平均足を目指して反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2023年12月21日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から3基減少した498基です。
2023年11月10日に494基まで減少してからは500基台をキープしていましたが、再び400基台まで減少した形です。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2023年12月29日時点の原油在庫は前週比で550.3万バレルほど減少し、およそ4億3107万バレルです。
2023年11月から増加していた原油在庫ですが、直近は減少が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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