昨日(2024年1月15日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が進行。
円は主要通貨に対して弱く、1日を通して円安が進む展開でした。
経済指標を見ると、日本で12月マネーストックM2が発表されたものの、ユーロ円は大きな反応を示していません。
ユーロ圏では11月鉱工業生産が公表され、市場予想よりもやや弱い結果でした。
この時間帯のユーロ円はやや円高だったものの、ほどなく円安トレンドに戻しています。
なお、ナーゲル独連銀総裁とホルツマン・オーストリア中銀総裁が発言し、利下げについてやや否定的な内容が伝わっています。
本日(2024年1月16日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月16日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、158円台前半に、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
しかし、現在値よりも円安の範囲では買い注文が乏しいです。
円安部分でさらに買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、160円付近に、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
また、158円台後半から159円台後半にかけても、やや厚い売り注文があります。
現在値を含む範囲であり、売り意欲の強さがわかります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年1月16日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円とポンド円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも逆相関関係で、ユーロドルとは弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年1月16日7時のもの)
直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円は夜にかけてマイナス幅を広げ、その後は横ばいの動きでした。
ユーロは朝から夜にかけて緩やかにプラス幅を拡大し、その後は安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年1月16日)の主な経済指標
19:00(独)ZEW景況感指数
22:30(カナダ)消費者物価指数(CPI)
22:30(米国)NY連銀製造業景気指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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