昨日(2024年1月15日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.859(-0.147)<-4.89%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは反落。
米国で天気予報が更新され、月末にかけての気温は暖かくなる見通しです。
この予報が市場関係者の注目を集めたと見受けられ、今週の取引は下窓を開けて始まりました。
窓が埋まることはなく、横ばいで推移して1日の取引を終えています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年1月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は3営業日連続の陽線をつけましたが、15日は大幅安で始まったため価格は前日比マイナスとなりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しているものの、両者の距離が近付きつつあります。
9日に天井をつけた後は3.0ドルを前後していましたが、15日は3.0ドルにタッチすることなく取引が終わりました。
目先は、攻防が続いた節目価格3.0ドル割れ確定で下落が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
大きく下に窓を開けて取引を開始した後、上昇したものの窓は埋まりませんでした。
平均足は終日陰線を形成していますが、ローソク足との接触が続いています。
取引開始直後の大幅高を除けば2.8ドル台での値動きが続きました。
目先は、窓埋めに向けて上昇するか、それとも窓は埋まらず下落に転じるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、499基です。
2023年9月末以降の稼働数は、500基前後で安定的に推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、117基です。
2023年8月以降、おおむね110台後半で安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で140bcf(10億立方フィート)減少し、3336 bcfでした。
減少幅は市場予想より大きく、減少トレンドが続いています。
しかし、在庫水準は引き続き平年より高く、価格の下落要因としてしばしば指摘されています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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