昨日(2024年1月15日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安が進む。
米国市場が休場の中、ドル円は円安でした。
日経平均株価の上昇が要因として指摘されています。
また、米10年債利回りが午後から徐々に上昇しており、これも影響した可能性があります。
日付が変わってからは市場参加者が減少した模様で、値動きがほとんどないまま1日の取引を終えました。
なお、日米要人の発言は特段伝えられていません。
また、日本で12月マネーストックM2が発表され、その時間帯に円安がやや進行しています。
本日(2024年1月16日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月16日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、141円台後半から145円台前半にかけて、厚い買い注文があります。
円高部分で広く発注されており、買い圧力の強さがわかります。
また、146円付近にも厚い買い注文を確認できます。
現在値よりもやや円安に位置しており、円安を想定した注文の可能性があります。
その一方、146円台前半に、厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、145円台半ばにも、厚い売り注文を確認できます。
現在値よりも円高に位置しており、円高を見込んだ注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年1月16日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円とポンド円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ポンドドルと豪ドル米ドルです。
ユーロドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年1月16日7時のもの)
直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円は夜にかけてマイナス幅を広げ、その後は横ばいの動きでした。
ドルは徐々にプラス幅を拡大し、夜以降は安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年1月16日)の主な経済指標
19:00(独)ZEW景況感指数
22:30(カナダ)消費者物価指数(CPI)
22:30(米国)NY連銀製造業景気指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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