昨日(2024年1月17日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.807(+0.037)<+1.34%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASはやや反発。
1月末の米国の気温は平年より高いと予報されており、これが引き続きNATGAS価格の下落要因だと報じられています。
しかし、直近2営業日で価格を大きく下げており、さらに売る動きは限られた模様です。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年1月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線でしたが、下ヒゲが安値を更新しています。
平均足は陽連しているものの、ローソク足にタッチする状態が続いています。
9日の高値を天井とする下落が継続中です。
下落は平均足にサポートされており、平均足で反発するか、それとも平均足を割れて下落が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
前日からの下落が続き安値を更新しましたが、その後は反発しています。
平均足は15日から陰線が続いたものの、反発により陽線に転じました。
高値と安値の切り下げを伴う緩やかな下落トレンドが続いています。
下落トレンドが続く中で、目先は安値切り下げに向けて反落するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、499基です。
2023年9月末以降の稼働数は、500基前後で安定的に推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、117基です。
2023年8月以降、おおむね110台後半で安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で140bcf(10億立方フィート)減少し、3336 bcfでした。
減少幅は市場予想より大きく、減少トレンドが続いています。
しかし、在庫水準は引き続き平年より高く、価格の下落要因としてしばしば指摘されています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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