昨日(2024年1月17日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安が継続。
今週のドル円は連日の円安で、午前中から午後にかけて特段の材料は見られなかったものの、円安が継続しました。
夜に米国で経済指標が発表され、小売売上高が市場予想よりも強い結果でした。
これを受けて米10年債利回りが上昇したと伝えられており、ドル買い円売りも進んでいます。
その後に発表された米鉱工業生産やNAHB住宅市場指数も市場予想より良好で、ドル円の上昇を支援したと報じられています。
未明以降は値動きが落ち着き、横ばいの展開で1日の取引を終えました。
なお、未明に米地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表されたものの、前回とほぼ変わらずとの内容で、市場に大きな反応は見られませんでした。
本日(2024年1月18日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月18日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、145円付近に特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、サポートライン付近でもあることから、これらが注目されている模様です。
また、144円付近にも、特に厚い買い注文を確認できます。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、149円付近に、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、147円台半ばから148円台前半にかけても、厚い売り注文を確認できます。
現在値を含む範囲であり、今後の円高を想定した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年1月18日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円とポンド円です。
ポンドドルとも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
ユーロドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年1月18日7時のもの)
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円は昼までゼロ付近で取引されたのち、未明にかけてマイナス幅を広げる展開でした。
ドルはプラス幅を徐々に広げ、日付が変わる頃からゼロ方向にやや戻す動きでした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年1月18日)の主な経済指標
09:30(豪州)雇用者数
09:30(豪州)失業率
22:30(米国)フィラデルフィア連銀景況指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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