昨日(2024年1月17日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:72.688(+0.731)<+1.02%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日ぶりに反発。
米国で各種経済指標が発表され、小売売上高や鉱工業生産などが市場予想よりも強い結果でした。
米国での原油需要の増加見通しについて報じられており、USOIL価格は上昇しました。
また、イエメンを拠点とするフーシ派による船舶攻撃が引き続き伝えられており、緊張感が継続しています。
原油供給に支障が出る恐れがあり、これもUSOIL価格上昇の要因として作用している模様です。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年1月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は4営業日ぶりに陽線を形成しました。
買い圧力が強まり、平均足の上抜けを試している状況です。
平均足はローソク足と絡み合いながら横ばいに推移しており、方向性が出ていないことを示しています。
目先は、レンジ上限を目指して上昇していくかに注目です。
<1時間足チャート分析>
平均足の下で推移していたローソク足は反発。
中期サポートラインをいったんは下抜くも、現在は陽線を連続させて上昇しています。
平均足は陰連から陽連に転換しており、買いに勢いが出てきているようです。
目先は、上に引かれている中期レジスタンスラインまで上昇できるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年1月12日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から2基減少した499基です。
リグ稼働数は再び490基台まで減少している状況です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年1月5日時点の原油在庫は前週比で133.8万バレルほど増加し、およそ4億3240万バレルです。
2023年12月の原油在庫は減少傾向でしたが、直近は増加しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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