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ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円高で161円付近|ECBはインフレを引き続き警戒(2024年1月19日)

FXレポート

昨日(2024年1月18日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円はやや円高。

午前中はおおむねレンジ相場で推移し、午後は円高に転じる展開でした。
この時間帯のドル円が円高基調であり、ユーロ円もこの流れに乗ったものと考えられます。
夜に欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨が発表され、インフレへの警戒が示されています。
深夜に円高の進行が止まると、やや戻したものの昨日始値には届きませんでした。

なお、日欧要人の発言は特段伝えられていません。

本日(2024年1月19日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2024年1月19日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月19日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、156円付近から161円台半ばにかけて、厚い買い注文があります。
現在値を含む範囲であり、買い圧力の強さがわかります。
その中でも、160円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。

その一方、161円台後半に特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
しかし、160円台後半から円高の範囲では、売り注文が乏しいです。
円高部分でさらに売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年1月19日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはユーロドルです。
また、弱い相関関係だったのは、ポンド円とポンドドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年1月19日7時のもの)

直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は夕刻にかけてプラス幅を広げた後、深夜以降にプラス幅を縮小し、最終的にゼロ付近で1日の取引を終えました。
ユーロは夕刻までプラス圏で推移し、その後はおおむねマイナス圏で取引されました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年1月19日)の主な経済指標

08:30(日本)全国消費者物価指数(CPI)
16:00(英国)小売売上高
22:30(カナダ)小売売上高

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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