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NY株(米国主要株式市場)見通しとニュース :IT銘柄、半導体銘柄が好調でUS100を中心に反転上昇(2024年1月19日)

マーケットレポート

昨日(2024年1月18日)の米国主要3指数振り返り

  • 終値:
    US30(米国ウォールストリート株価指数30):37484.0(+194.5)<+0.52%>
    US100(米国100株価指数):17000.8(+257.4)<+1.54%>
    US500(米国500株価指数):4783.9(+41.9)<+0.88%>

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

1月18日の米国株主要3指数はどれも上昇しましたが、特にUS100は1.5%を超える上昇率となりました。
アップル / Apple Inc.(3.3%上昇)、インテル / Intel Corporation(1.5%上昇)などIT銘柄に買いが入ったことが、株高の原動力になったようです。

人工知能向け需要の拡大期待から、エヌビディア / NVIDIA Corporation(1.9%上昇)、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ / Advanced Micro Devices, Inc.(1.6%上昇)などの半導体銘柄が買われています。
US500の参照先であるS&P500は、2022年1月の史上最高値まで、あと0.3%のところまで迫っています。

台湾積体電路製造(TSMC) / Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limitedは、この日の決算発表で20%を超える増収確保の見通しが立ち、10%の急上昇となりました。

半導体メーカーのブロードコム / Broadcom Inc.、クアルコム / Qualcomm Incorporated、マーベル・テクノロジー・グループ / Marvell Technology Group Ltd.は、揃って3%上昇しています。

また、インドの航空会社から150機の受注があったボーイング / The Boeing Companyは、4.2%上昇しています。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年1月19日)のチャートテクニカル分析

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年1月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月19日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は一時下落していたところからの反発となり、ローソク足の先端は平均足の下ヒゲと重なる価格帯に位置しています。
平均足は陰転しており、下降トレンドの初動の可能性も考えられます。
200日移動平均線は右肩上がりで、大きく見れば上昇トレンドとも取れるため、フィボナッチの主要な比率が押し目になるケースも想定されます。

<1時間足チャート分析>

下落後に長期サポートラインを挟んで上下動するトレンドレスな展開でしたが、中期サポートラインを底値に形成しつつ反転上昇しています。
この上昇は途中で中期のレジスタンスラインを上に抜け、さらに高値を更新しました。
平均足も陽転しているため、目先は上昇トレンドと考えられます。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年1月19日)のチャートテクニカル分析

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年1月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月19日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は、直近高値付近まで到達する長い陽線になりました。
平均足は3陰連ですが、実体は短く、上下にヒゲを出しており、トレンドの勢いが強くないことを示唆しています。
また平均足より上にローソク足が位置しています。
今週、あるいは来週に現在滞在している高値を抜けているかに注目です。

<1時間足チャート分析>

中期のレジスタンスラインに次いで、ずっと頭を押さえられていた長期のレジスタンスラインを上に抜けました。
既に平均足は陽転し、それより高い位置にローソク足が並ぶ配置になっており、目先は上昇トレンドと考えられます。
長期のレジスタンスラインが、サポート転換するケースも想定されます。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年1月19日)のチャートテクニカル分析

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年1月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月19日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は陽線で引けましたが、ローソク足は平均足とほぼ重なるような位置にあります。
平均足は陰線が2本連続で立っており、目先のトレンドは不透明であると考えられます。
ただし200日移動平均線は右肩上がりなので、全体のトレンドは上昇であるとも読み取れます。
ここから直近高値を超えていけるかに注目が集まります。

<1時間足チャート分析>

陰線の平均足より下にローソク足が並ぶ下降トレンドから、中期のサポートラインを作りながら反転。
陽線の平均足に支えられる上昇トレンドに移行しています。
一連の上昇は中期のレジスタンスラインまで到達しており、ここからさらに長期のレジスタンスラインを目指すかに注目です。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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本日(2024年1月19日)の主な米国経済指標

19日(金)24:00(米国)1月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
19日(金)24:00(米国)12月中古住宅販売件数(前月比・年率換算件数)
19日(金)30:00(米国)11月対米証券投資
19日(金)30:00(米国)11月対米証券投資(短期債除く)

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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