昨日(2024年1月22日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):38024.0(+151.1)<+0.40%>
US100(米国100株価指数):17346.0(-1.8)<-0.01%>
US500(米国500株価指数):4854.6(+11.5)<+0.24%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
1月22日の米国株主要3指数は、全体的に上昇の流れが継続しましたが、US100は取引時間後半に大きく反落してほぼプラマイゼロで引けました。
最近の経済指標の結果から、成長の維持と物価安定の回復が両立できる、ソフトランディング実現の見方が市場では強まっています。
こういった投資家心理を背景にして、半導体関連銘柄などに買いが集まりました。
エヌビディア / NVIDIA Corporationは、過去最高値を更新しています。
今週から来週にかけて、ネットフリックス / Netflix, Inc.、テスラ / Tesla, Inc.、マイクロソフト / Microsoft Corporation、アップル / Apple Inc.など、注目銘柄の決算が続きます。
超大型銘柄であるマグニフィセント・セブンの多くは、良い決算内容が出ると市場では予測されています。
今週発表される経済指標としては、個人消費支出(PCE)、S&Pグローバルの購買担当者景気指数(PMI)、第4四半期GDPが注目されています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年1月23日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月23日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、もう一段階高値を更新する陽線で引けて、大台の3万8000ドル台に乗りました。
この上昇にともなって平均足は陽転しましたが、実体はほぼなく、下方向にも長いヒゲが伸びています。
ローソク足と平均足、ローソク足と200日移動平均線の位置関係から、大局は上昇トレンドと考えられます。
<1時間足チャート分析>
上昇を続けていく中で、長期のレジスタンスラインを突破しました。
その後、中期のレジスタンスラインをつけてから反落しますが、平均足に支えられて反転し、このラインも突破。
高値圏から反落するも、中期のレジスタンスラインがレジサポ転換しています。
さらに高値を試していくかに注目が集まります。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年1月23日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月23日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足はさらに高値を更新するものの、上ヒゲを伸ばして反落し、ほぼ元の価格に戻って引けました。
平均足は2陽連で実体も長くなりつつあります。
200日移動平均線が右肩上がりで、なおかつそれよりローソク足が高い位置にあるため、全体の流れは上昇と考えられます。
急激に上昇しているため、一時的な押し目になるケースも想定されます。
<1時間足チャート分析>
中期のレジスタンスラインが形成された水準を超えることができず反落、ローソク足は平均足を割り込みました。
この反落にともない、平均足も陰転しています。
ローソク足と平均足の位置関係から、下降転換した可能性もあり、その場合はすぐ下にある短期サポートラインを超えるかどうかがポイントになりそうです。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年1月23日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月23日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は上ヒゲを伸ばしたものの、高値を更新する陽線となりました。
平均足は陰線から陽線に戻り、実体が長くなり始めています。
200日移動平均線の角度や位置も合わせると、全体の流れは上昇トレンドであることを示唆しています。
さらに高値を更新していける力が残っているかに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
中期のレジスタンスラインを形成した高値を超えましたが、少し先で反転してレジスタンスラインも割り込んだところで前日の取引を終えています。
ローソク足と平均足はほぼ同じ位置にあるものの、平均足は陽線を保っています。
このレジスタンスライン、そして高値をさらに抜けていけるかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年1月23日)の主な米国経済指標
23日(火)24:00(米国)1月リッチモンド連銀製造業指数
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OANDA Lab編集部
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