昨日(2024年1月25日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):38002.5(+111.0)<+0.29%>
US100(米国100株価指数):17476.2(-48.7)<-0.28%>
US500(米国500株価指数):4894.3(+17.7)<+0.36%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
1月25日の米国株主要3指数は、高値圏でまちまちの動きとなりました。
10~12月期の実質GDP速報値が発表され、前期比は3.3%増と前期から減速したものの、6四半期連続のプラス成長を達成し、市場予想を大幅に上回りました。
インフレ抑制と景気の悪化回避への期待が高まっています。
US30が参照するダウ平均の構成銘柄を見ると、IBM / International Business Machines Corporationは、10~12月期が増収増益の決算となり9.5%上昇。
ダウ / Dow Inc.とキャタピラー / Caterpillar Inc.が3.5%上昇、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス / Walgreens Boots Alliance, Inc.が3.3%上昇、スリーエム / 3M Companyが2.9%上昇、シェブロン / Chevron Corporationとベライゾン・コミュニケーションズ / Verizon Communications Inc.が2.5%上昇しました。
その一方で、ボーイング / The Boeing Companyは主力機の月産ペース拡大を認めなかったため、5.7%の下落となっています。
テスラ / Tesla, Inc.は12%の急落となり、2023年5月以来の安値となりました。
これはイーロン・マスクCEOが、今年の売上高は伸び悩むという見方を示したことによるものです。
来週には、アップル / Apple Inc.、マイクロソフト / Microsoft Corporation、アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.、アルファベットA / Alphabet Inc. A、メタ・プラットフォームズ / Meta Platforms, Inc.といった大型銘柄の決算が予定されています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年1月26日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月26日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
直近は高値圏でもみ合いが続いていますが、前日の日足は陽線で引けて、再び大台の3万8000ドルに乗せました。
平均足は4陽連となり、実体も少しずつ長くなっています。
ローソク足が、平均足、200日移動平均線よりも高い位置にあることから、全体の流れは上昇トレンドと考えることができます。
3万8000ドル台に定着できるかがポイントになりそうです。
<1時間足チャート分析>
ローソク足が平均足を追い抜き、それにともなって平均足の色も変化する相場が続いています。
高値は少しずつ切り下げていますが、長期のレジスタンスライン、そのすぐ下の中期のレジスタンスラインに頭を押さえられている格好です。
同様に少しずつ安値も切り下げており、どちらにブレイクするかに注目が集まります。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年1月26日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月26日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
直近高値のヒゲの先をわずかに更新できず、上ヒゲを伸ばす陰線が立ちました。
平均足は実体が長く下ヒゲがない形状で、ローソク足との位置関係からも大局は上昇トレンドと考えられます。
また、200日移動平均線も右肩上がりです。
フィボナッチの各水準や平均足がサポートになるケースも想定されます。
<1時間足チャート分析>
中期レジスタンスラインが引かれた直近高値から少し切り下げた位置に二つ目の高値ができました。
この二つの高値を山とするダブルトップのネックラインに、中期のサポートラインが形成されています。
この価格帯をブレイクできるかどうか、そしてブレイク後にレジスタンス転換するかがポイントになりそうです。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年1月26日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月26日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は再び陽線で引けたものの、直近最高値を更新するには至りませんでした。
平均足は陽連中で、ローソク足を支えるような位置で推移しており、200日移動平均線の傾きや位置関係からも大局は上昇トレンドと考えられます。
フィボナッチが押し目を探る手がかりになる可能性があります。
<1時間足チャート分析>
中期のレジスタンスライン、サポートラインに挟まれた領域での値動きが続いています。
ローソク足が平均足を上抜けしたことから、平均足も陽転しています。
高値が切り下がり、安値が切り上がっていることから、目先の方向感は乏しい展開と考えられます。
目先は、上下どちらのラインを抜けていくかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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本日(2024年1月26日)の主な米国経済指標
26日(金)22:30(米国)12月個人所得(前月比)
26日(金)22:30(米国)12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
26日(金)22:30(米国)12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
26日(金)22:30(米国)12月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
26日(金)22:30(米国)12月個人消費支出(PCE)(前月比)
26日(金)24:00(米国)12月住宅販売保留指数(前年同月比)
26日(金)24:00(米国)12月住宅販売保留指数(前月比)
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OANDA Lab編集部
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