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NY株(米国主要株式市場)見通しとニュース :ハイテク株上昇で大きく反発。アップル、アマゾン、メタが決算発表(2024年2月2日)

マーケットレポート

昨日(2024年2月1日)の米国主要3指数振り返り

  • 終値:
    US30(米国ウォールストリート株価指数30):38484.0(+349.0)<0.92%>
    US100(米国100株価指数):17534.6(+378.0)<+2.20%>
    US500(米国500株価指数):4937.1(+91.0)<+1.88%>

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2月1日の米国株主要3指数は、長期金利の低下を背景にハイテク株に人気が集まり、大きく反発しました。

この日に発表された新規失業保険申請件数は2週続けての悪化となり、事前の予想よりも増えました。
労働市場の緩みを表す結果になっています。

個別で見ていくと、メルク / Merck & Co., Inc.は四半期決算で調整後の1株あたり実質利益が市場予想を上回り、4.6%上昇しました。
一方で、ハネウェル・インターナショナル / Honeywell International Inc.は、業績見通しが市場予想を下回ったことで2.5%下落しました。

この日は、引け後にアップル / Apple Inc.、アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.、メタ・プラットフォームズ / Meta Platforms, Inc.の決算がありました。

アップル / Apple Inc.は、iPhoneの売上高の伸びが寄与する形で、第1四半期決算で利益と売上高が市場予想を上回りました。
ただし、中国での売上高が市場予想に届かず、時間外取引で1.2%下落しています。

アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.は、第4四半期決算では売上高が市場の予想を上回りました。
金利が高い状態にありながら、年末商戦でのオンライン消費は伸びました。

メタ・プラットフォームズ / Meta Platforms, Inc.の決算は、四半期ベースで過去最高値を更新しています。
広告収入が堅調で、コストの削減にも成功しています。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年2月2日)のチャートテクニカル分析

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年2月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月2日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は、その1本前の大きな下げをほぼ完全に打ち消す反発となり、最高値の手前まで戻りました。
平均足は陽線が続き、上昇する角度もつき始めています。
ローソク足との位置関係からも、大局は上昇トレンドと考えられます。
最高値の更新が続くのかに注目が集まります。

<1時間足チャート分析>

強い下落は長期レジスタンスラインで食い止められました。
それからその付近でもみ合いになるものの、最終的に少し下にある中期サポートラインを底に反発しています。
ここからV字回復を見せ、ローソク足が平均足を上抜くと、平均足は陽転しました。
高値圏にある中期レジスタンスラインを試すかがポイントになりそうです。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年2月2日)のチャートテクニカル分析

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年2月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月2日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は、平均足にサポートされる形で激しく反発して長い陽線となりました。
平均足は陽連中で、その上にローソク足があります。
また、200日移動平均線は右肩上がりで、ローソク足より低い位置にあることから、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。
直近高値を再び試す展開も想定されます。

<1時間足チャート分析>

陰線の平均足に沿うように下落していましたが、底値圏に中期のサポートラインを形成しながら反発。
ローソク足が平均足を上抜くことで、平均足は陽転、取引時間の終盤に中期のレジスタンスラインを突破して大きく伸びる展開となりました。
すぐ上にある、長期レジスタンスラインが頭を押さえるかに注目です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年2月2日)のチャートテクニカル分析

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年2月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月2日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は、1本前の長い陰線を上回る大陽線となり、最高値を更新しました。
平均足は陽連しており、ローソク足をサポートするような位置関係で推移しています。
200日移動平均線も右肩上がりであるため、全体的には買い圧力が強いと考えられます。
最高値からどのような値動きになるのか注目が集まります。

<1時間足チャート分析>

中期のサポートラインを形成した安値圏から、高値を切り上げながら反転上昇を開始しました。
この上昇でローソク足は平均足を上に抜け、それにともなって平均足も陽転しています。
中期のレジスタンスラインを抜けてからも上昇の勢いは止まらず、直近高値を上に抜けたところで取引を終えています。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年2月2日)の主な米国経済指標

2日(金)22:30(米国)1月失業率
2日(金)22:30(米国)1月平均時給(前年同月比)
2日(金)22:30(米国)1月平均時給(前月比)
2日(金)22:30(米国)1月非農業部門雇用者数変化(前月比)
2日(金)24:00(米国)1月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
2日(金)24:00(米国)12月製造業新規受注(前月比)

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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