昨日(2024年2月1日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:73.878(-1.933)<-2.55%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続落。
USOIL価格はおおむね横ばいで推移しながらも、やや上昇の展開でした。
その後、アルジャジーラがイスラエルとハマスの停戦合意を伝え、市場はUSOILの売りで反応しています。
中東情勢の緊張緩和と原油供給の安定化が期待された模様です。
しかし、他の報道では停戦について交渉中とも伝えられています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年2月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は2営業日連続で陰線を形成しました。
平均足を下抜き、73ドル台まで下落しています。
陽連している平均足は下ヒゲを伸ばしており、買いの勢いが衰えつつあることを示しています。
目先は、このまま一段下の水準まで下落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
平均足と絡み合いながら推移していたローソク足は反落。
大陰線を形成し、平均足とその下に引かれていた中期サポートラインを大きく下抜きました。
平均足は下ヒゲの長い陰線を形成しており、売りに勢いが出てきていることを示唆しています。
目先は、下落を継続するか、それとも反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年1月26日時点の米国の原油リグ稼働数は前週の497基から2基増加した499基でした。
前週から増加したものの、490基台での推移が続いている状況です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年1月26日時点の原油在庫は前週比で123.4万バレルほど増加し、およそ4億2191万バレルです。
原油在庫はやや増加したものの、依然として過去5年の平均を下回っている状況です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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