先週金曜日（2024年2月2日）のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が進行。
日中から夜にかけて、ユーロドルとドル円がともに上昇傾向だったことを受けて、ユーロ円も円安が進みました。
米雇用統計が発表されると、ユーロドルは急落したもののドル円は急騰しており、ユーロ円は円安がさらに拡大する展開です。
日付が変わる頃には値動きが落ち着き、そのまま週末を迎えました。
なお、ナーゲル独連銀総裁の発言があり、現時点での金利引き下げは時期尚早との旨が伝わっています。
本日（2024年2月5日）のユーロ円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年2月5日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、158円台半ばに特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、160円台半ばの買い注文も特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、160円台後半の売り注文が特に厚いです。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これを狙った注文の模様です。
また、160円付近にも、厚い売り注文があります。
現在値付近で発注されており、今後の円高を想定した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年2月5日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円とポンド円です。
豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年2月5日7時のもの）
直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円は午前中からマイナス幅を拡大し、深夜以降は安定的に推移しました。
ユーロはゼロを中心に取引され、安定的な動きでした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のユーロ円の注目材料
5日（月）9:00（米国）パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、発言
5日（月）17:50（フランス）1月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
5日（月）17:55（ドイツ）1月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
5日（月）18:00（ユーロ）1月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
5日（月）19:00（ユーロ）12月卸売物価指数（ＰＰＩ）（前年同月比）
5日（月）19:00（ユーロ）12月卸売物価指数（ＰＰＩ）（前月比）
5日（月）24:00（米国）1月ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）
6日（火）12:30（オーストラリア）豪準備銀行（中央銀行）、政策金利発表
6日（火）16:00（ドイツ）12月製造業新規受注（前月比）
6日（火）19:00（ユーロ）12月小売売上高（前年同月比）
6日（火）19:00（ユーロ）12月小売売上高（前月比）
7日（水）16:00（ドイツ）12月鉱工業生産（前年同月比）
7日（水）16:00（ドイツ）12月鉱工業生産（前月比）
8日（木）8:50（日本）12月国際収支・貿易収支
8日（木）13:30（インド）インド中銀政策金利（レポレート）
9日（金）16:00（ドイツ）1月消費者物価指数（ＣＰＩ、改定値）（前年同月比）
9日（金）16:00（ドイツ）1月消費者物価指数（ＣＰＩ、改定値）（前月比）
9日（金）22:30（カナダ）1月失業率
9日（金）22:30（カナダ）1月新規雇用者数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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