ホーム » マーケットニュース » 米1月CPI(消費者物価指数)は前年同月比3.1%:市場予想比+0.2%でドル円は急伸

米1月CPI(消費者物価指数)は前年同月比3.1%:市場予想比+0.2%でドル円は急伸

マーケットレポート

米国の1月CPI(消費者物価指数):市場予想と結果

前年同月比

         
前回 市場予想 結果
CPI +3.4% +2.9% +3.1%
コアCPI +3.9% +3.7% +3.9%

前月比

         
前回 市場予想 結果
CPI +0.2% +0.2% +0.3%
コアCPI +0.3% +0.3% +0.4%

1月のCPIは前年同月比で+3.1%、市場予想の+2.9%と比べて0.2%高い結果でした。
また、前月比では+0.3%で、市場予想の+0.2%と比べて0.1%高い値でした。

その一方、コアCPIは前年同月比で+3.9%と市場予想の+3.7%と比べて0.2%高い値でした。
前月比では+0.4%であり、こちらは市場予想と比べて0.1%のプラスでした。

米1月CPI(消費者物価指数)の品目別データ

米1月CPI(消費者物価指数)の品目別データ

内訳別に前月比で見ると、食品は0.4%(前月は0.2%)、エネルギーサービスは1.4%(前月は0.3%)、サービス(エネルギーサービスを除く)は0.7%(前月は0.4%)で、それぞれインフレが進行しています。

その一方、エネルギーは-0.9%(前月は-0.2%)、商品(食品とエネルギー商品を除く)は-0.3%(前月は-0.1%)でマイナス幅が拡大しました。
また、中古車・トラックは-3.4%であり、前月の0.6%プラスから大幅マイナスに転換しています。

米1月CPI発表前後のドル円相場

米1月CPI発表前後のドル円相場
(赤矢印部分で指標発表)

ドル円を5分足チャートで見ると、経済指標発表前に円高が進んだ様子がわかります。
CPIが発表されると大きく円安が進み、直近高値を越えて上昇しました。
チャート画像取得時点でも円安が進んでおり、どこまで上げるかに注目です。

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る